ミヤコのずぼらキッチン

ずぼらなミヤコの おもいついたままに書くブログ

「おやすみロジャー」 0歳、1歳、2歳児への効果を検証しました

書店やTVで「子供が寝る」と話題の「おやすみ、ロジャー」

でも、テレビでは3歳くらいの子供で実証実験をやっています。

もっと小さい子ではどうなのか、

と思い、試してみました。

 

おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本

はカール=ヨハン・エリーンが書いた世界的ベストセラーです。

「なかなか寝ない子」が「たった10分で眠る」という

「心理学的効果が実証済み」ということで、

それはもう、世界のお母さんがこぞってご購入なさるわけです。

 

絵本は30ページほど。

「ゆっくり読む」「子供の名前を入れて読む」

などの指示がありますが、

基本的には「読むだけ」

内容は、寝るのが苦手なロジャーというウサギが、

いろいろな人の助けを借りて眠りにつく、というものです。

 

冒頭でも記載したとおり、

テレビなどでも話題になっており、

3歳くらいの「寝ない」子供が

お母さんの膝の上でこの絵本を読んでもらうと

あっという間にうとうとする というものです。

 

じゃあ、3歳以下ならどうなのか、

ということで、

本を購入して試してみました。

 

結果、

0歳児 → 本の効果なし

1歳11ヶ月児 → 本の効果なし

2歳3ヶ月児 → いつもより眠そう! だけど寝なかった 残念!おしい!

 

というわけで、

2歳以下の子供では

必ずしも劇的な効果があるわけではなさそうです。

(実験に参加してくれたのはいずれも女の子)

 

理由としては、

この本は「眠くなる単語」「眠りを連想する言葉」

「眠たくなる方法」「眠りに対するプラスイメージ」

などがちりばめられている(と個人的には思う)

のですが、

言葉の発達が未熟な2歳児では、

十分に理解ができず、効果がいまいちだったと考えられます。

でも、2歳3ヶ月だといつもより眠そうだったので、

あと数ヶ月してから試してみたら

眠るかもしれないなあという感じです。

(眠るかどうかって、日によっても違いますしね)

 

もっとたくさんの人に試してみないとはっきりしたことは

分かりませんが、

2歳以下のお子さんを持つお母さんで、

本を買おうかどうしようか迷っている人の参考になれば嬉しいです。

 

 

なにはともあれ、

「子供が眠る」本が

世界的に超ベストセラーになるってことは、

みんな、寝かしつけには苦労しているって事ですね。

 

そういえば、

子守歌も

「ぼうやはいい子だ、ねんねしな」

と歌ってますし

 

「寝た子を起こす」といえば、

超余計なことをする という意味ですから、

 

すご~く昔から、

みんな困ってるんですね。

 

ママ、頑張れ!