ミヤコのずぼらキッチン

ずぼらなミヤコの おもいついたままに書くブログ

白く固まったバチミツの戻し方

ハチミツ、大好きです。

でも、寒くなってくると

ハチミツって白く固まってしまいますよね。

せっかく湯煎で溶かしても、

室温に戻るとまた白く固まっている・・・。

そんなお悩みをお持ちの方は是非お読み下さい。

 

(以下、理科嫌いの方は読み飛ばして下さい

 下の方にハチミツの戻し方の記載があります)

ハチミツの白いのは、

カビ等ではありません。

ハチミツに含まれる糖分が結晶になったものです。

水は、0度で氷になりますよね。

つまり、0度で結晶化・融点は0度です。

室温でとろとろのハチミツ

 このハチミツの融点は室温以上です。

じゃあ、なんで室温で固まっちゃったのでしょう。

実は、ハチミツの融点は1つじゃないんです。

融点がたくさんあるものの代表はチョコレートです。

夏場にチョコレートが白くなっているのを見たことありますか。

あれは、一度溶けたチョコレートが低い融点で固まってしまった結果です。

チョコレートの融点は高い方が、

口の中でとろけておいしいです。

そのためにショコラティエが何をするか。

テンパリングです。

一度チョコレートを溶かして、

混ぜながら、ゆっくりと冷ましていきます。

ハチミツも、同じようにすればいいのです。

 

前置きが長くなりましたが、要は

 

溶かしたハチミツを

混ぜながら

ゆっくりと冷やしていく

 

と、とろとろのハチミツに戻ります。

 

湯煎の場合は、

鍋にお湯を入れ

ハチミツを容器ごとつけて

 (ふたは外しましょう。空気が膨張してパンパンになります)

容器を回したり、棒で混ぜたりしながらハチミツを溶かします

ハチミツが完全に溶けたら

  (砂糖の粒が残っていると、

   それが核になって固まりやすくなります

   完全に溶かして下さい)

お湯につけたまま、ゆっくりと冷まします。

 (途中で白くなったら、ちょっとだけ温度を上げて溶かし直して下さい)

冷ましている途中で、

たまにかき混ぜてやるとベストですが、

そこまで神経質にならなくても大丈夫なことが多いです。

 

この作業をやるタイミング

いつでもいいのですが、

気温が下がるとまた白くなってしまうことがあるので、

どうせならあたたかくなる春頃がオススメです。